「エージェント:ライアン」はトム・クランシーの作品に登場する人物で、トム・クランシーの作品では映画にもなった「レッド・オクトーバーを追え」や「パトリオット・ゲーム(映画タイトル)」などの作人に登場する人物でもあります。
そんな「エージェント:ライアン」の映画評価を100点満点でどれくらいか、各評価をまずは見ていきましょう。
60点後半から70点前半の評価が多いようです。映画はスピード感がある点が評価を受けていますが、スパイ映画やアクション映画のような派手さが少ないイメージのようです。
「エージェント:ライアン」はアメリカ人作家トム・クランシーの人気小説「ジャック・ライアン」シリーズを実写化したサスペンスアクション映画です。
通算5作目となる本作ですが主演はクリス・パインは4代目のジャック・ライアン役となります。
歴代の「エージェント:ライアン」
- 第1作 「レッド・オクトーバーを追え!」(1990年公開)アレック・ボールドウィン主演
監督:ジョン・マクティアナン 興行収入$200,512,643
- 第2作 「パトリオット・ゲーム」(1992年公開)ハリソン・フォード主演
監督:フィリップ・ノイス 興行収入$178,051,587
- 第3作 「今そこにある危機」(1994年公開)ハリソン・フォード主演
監督:フィリップ・ノイス 興行収入$215,887,717
- 第4作 「トータル・フィアーズ」(2002年公開)ベン・アフレック主演
監督:フィル・アルデン・ロビンソン 興行収入$193,921,372
- 第5作 「エージェント:ライアン」(2014年公開)クリス・パイン主演
監督:ケネス・ブラナー 興行収入$135,511,030
あらすじ
ロンドンの大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに在学していたジャック・ライアンは、アメリカ海兵隊に入隊しました。
あるときヘリコプターの撃墜によって脊椎を損傷してしまったライアンでしたが、療養中に後の妻となる医学生キャシー・ミュラーに出会います。
同じタイミングでCIAのトマス・ハーパー(ケヴィン・コスナー)にも出会い、ライアンはCIAで働くことを打診されました。
事故から10年後、ライアンはミュラーと結婚し、アメリカ投資銀行員という表向きの顔を持ったCIA情報分析アナリストとなっていました。
ある日、モスクワの投資会社チェレヴィン・グループの不審な動きをキャッチしたライアンは、ロシアの億万長者ヴィクトル・チェレヴィンの口座にアクセスできなくなった異変に気付きます。
CIAの上司ハーパーに調査を命じられたライアンは、チェレヴィンへの監査を装ってモスクワへと向かったのですが、到着するなりライアンは命を狙われてしまいます。
調べるうちに、ライアンはチェレヴィンの目的が分かります。チェレヴィンはアメリカでテロを起こした直後に大量の米国債を売って、ドルの暴落とアメリカ経済の崩壊を企んでいたのです。
テロの攻撃対象をウォール街と突き止めたライアンはテロリスト達を追い詰め、チェレヴィンの息子アレクサンドルは爆死、チェレヴィンは仲間に処刑されるといる結末を迎え、ライアンはテロからアメリカ合衆国を守ることが出来ました。
天才的な情報分析力で世界規模のテロリストに挑む若きジャックの活躍に注目です。
日本公開版は池上彰が字幕監修を担当しています。